いわき明星大学

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川田龍平氏を招いた生涯学習研修会を開催しました。


学長室
2010年11月16日

 薬害エイズ訴訟(東京HIV訴訟)原告の川田龍平氏を講師に招いた生涯学習研修会を11月15日、本学AV大講義室にて開催いたしました。
 
 当日は本学薬学部の学生を中心に学内外から、約400名もの方にご来場を頂きました。講演の中で川田氏は自身が受けた、理解不足からくる社会的な差別や、過去にあった薬害の事例などを詳しく話してくださいました。そして、「薬害は二度と起こしてはならない。同じ被害を繰り返さないために社会の仕組みを改善していきたい。」という強い決意を話してくださいました。

 また、学生たちには、「今後、自分自身が何のために仕事をするのかを考える薬剤師になってほしい。そして、今の医療のひずみにも目を向けてほしい。」とメッセージを頂きました。薬害エイズ訴訟は1996年に「和解」という形で、終結を迎えますが、実際のその問題はまだ続いているといえます。
 薬剤師も命と向き合う職業として、医師や看護師、ソーシャルワーカーと一体となって、それぞれの立場で医療の再生のための役割を果たしていく必要があるとも話してくださいました。

教壇に立つ川田龍平氏
教壇に立つ川田龍平氏

 川田氏は出生直後に遺伝性疾患の難病、血友病との診断をされ、3歳から使用した国が認めた血友病の治療薬「非加熱輸入血液製剤」の薬害により、HIVに感染しました。後に、わずか10歳という若さで母親から感染の告知を受けます。17歳の折に東京HIV訴訟の原告団の一人となり、19歳の時に実名を公表、そのときから自らの体験をもとに、薬害根絶のためにご尽力をされています。


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