いわき明星大学

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日本文学専攻(修士・博士課程)担当|教授陣の研究分野と内容

日本文学専攻(修士課程)

玉懸 元  教授博士(文学)

日本語学

日本語の地域言語(方言)及び社会言語の研究。東北地方の方言を中心にフィールドワーク(臨地方言調査)で言語データを集め、それに基づいて、係助詞・格助詞・間投助詞・終助詞等の働き――文や談話が組み立てられる際にそれらがどのように機能しているか――を考えている。また、海外の大学で日本語教育に携わった経験があり、外国語としての日本語の習得法についても考察を続けている。

主な業績
  • 「宮城県仙台市方言の終助詞『ッチャ』の用法」、『国語学』通巻205号、2001年
  • 「格助詞相当形式『ンドゴ』」、東北大学方言研究センター/編『東日本大震災において危機的な状況が危惧される方言の実態に関する予備調査研究』文化庁委託事業報告書、2012年
  • 「宮城県白石市方言の感動・希求表現『~ゴダ』―『今日暑いゴダ。冷たいもの飲みたいゴダ』―」、『国語学研究』第56集、2017年


能地 克宜  准教授博士(学術)

日本近代文学

日本近代文学研究。主に室生犀星を中心とした大正~昭和期の日本近代小説・詩歌などの文学言説研究。分析対象となるテクストを同時代の文化的、社会的コンテクストの中で捉えた解釈や位置づけを行っていく。また、大正~昭和期の新聞・雑誌メディアにも関心を寄せており、同時代に注目された哲学、心理学、社会学、映画、演劇等と文学との関わりなども考察している。

主な業績
  • 「〈自己を語ること〉=〈虚構を語ること〉に目覚める頃-室生犀星『性に目覚める頃』刊行前後-」(『室生犀星研究』第37 輯)
  • 『犀星という仮構』(森話社、2016年1月)
  • 『浅草文芸ハンドブック』(勉誠出版、2016年5月、共著)

松本 麻子  准教授博士(文学)

日本中世文学

日本の古典文学。特に、連歌文芸を中心とした和歌・俳諧を含む短詩型文学を専門とする。連歌は平安時代から江戸時代まで盛んに行われた。この長い間人々を熱狂させた連歌の魅力とは何か、また類似した和歌文芸と連歌との相違について、近世以降の俳諧との関わり、といった内容の研究を行っている。多くの歌人が連歌を好んだため、室町以降の歌人や和歌そのものについても学んでいる。また、中世の説話集についても関心を持っており、特に『古事談』の注釈を中心に研究を進めている。

主な業績
  • 『歌枕辞典』(東京堂出版、2013 年、共著)
  • 『連歌文芸の展開』(風間書房、2011 年)
  • 『古事談抄全釈』(笠間書院、2010 年、共著)
  • 『連歌大観』(古典ライブラリー、2016年、共編) 他

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