いわき明星大学

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物質理学専攻

人と自然が調和した社会に貢献できる科学者・技術者を養成

20 世紀、私たち人類が便利さと効率を求め続けた結果として、地球環境の破壊や汚染、さらには温暖化などの問題がもたらされました。そしていま私たちには、これらの問題の要因を正しく理解し、その解決法を探求・確立することが求められています。
物質理学専攻では、生命科学と薬学の視点から、自然界に生きる生物たちの営みや生命活動に関わる因子の機能と作用、さらにはそれらの制御メカニズムを分子レベルで研究し、人と自然が調和したこれからの社会に貢献できる科学者・技術者を養成します。

教育目標

物質理学専攻は、生命科学と薬学を基盤として、環境生物学から動物行動、さらに創薬を目指した分子計測と設計、薬理、化学療法まで、幅広い分野についての基礎を身につけながら、物質の分子レベルでの構造と機能に関する深い知識と研究能力を備えた研究者・技術者を養成することを目的とする。

物質理学専攻の研究領域は、分析化学から生命科学、動植物学、さらに薬理、療法まで多岐にわたるが、生命科学と薬学の視点から、地球上に生きる生物や植物の生態から生命活動に関わる因子の機能と作用、さらにそれらの分子レベルでの制御メカニズムを探求している。

これまでの修士課程の研究課題の一部を挙げると
(1)抗HIVタンパク質アクチノヒビン:成熟型アクチノヒビンとその高分子修飾体の調製
(2)カクレクマノミの性分化機構に関する研究
(3)抗生物質ワタセマイシンの全合成研究
(4)光学活性環状ニトロンの新規合成法とその応用
などがある。

修士論文合格判定基準

教育方針

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

理工学研究科物質理学専攻は大学院の教育目標に基づいて、以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した学生に修了を認定し、
学位を授与します。
  1. 生命科学・薬学に関する諸問題を認識し、これらの問題に研究者・技術者として柔軟に取り組むことができる。
  2. 特別研究、特別講読を通して、研究者・技術者として問題解決能力やコミュニケーション能力を修得している。
  3. 生体物質の構造と機能に関する高度な知識と研究力、生命科学および薬学に関する深い理解と技術、研究能力を修得している。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

理工学研究科物質理学専攻は大学院の教育目標を達成するために、以下のような方針に基づいて教育課程を編成・実施します。
  1. 「有機化学特論」「生化学特論」「化学計測学特論」を専門基礎科目として設置し、修士課程の研究において必要となる専門基礎知識を身につけさせます。
  2. 「物質理学特別講読I, II」を設置し、研究課題に関する最新情報を入手すると共に、専門分野における国際コミュニケーション能力を養います。
  3. 「物質理学特別研究I, II」を設置し、専門分野における確かな知識と問題解決能力、さらに研究者・技術者として必要な素養を身につけさせます。
  4. 研究者・技術者として幅広い視野と創造力を養うために、専攻を横断した科目履修も可能としています。

アドミッションポリシー(入学者受け入れの方針)

理工学研究科物質理学専攻は大学院の教育目標を達成するために、以下のような人の入学を希望します。
  1. 「生命科学」「薬学」の分野のいずれかに強い興味と関心を持っている人
  2. 将来、国際的にも通用する研究者あるいは技術者になりたいという意志と目標を持っている人
  3. 大学学部教育における科学(物理、化学、生物)や薬学の学修内容について、基礎的な知識や能力を身につけている人
  4. 国際的に活躍できる能力およびコミュニケーション能力を伸ばしていくため、外国語についても基礎力を持っている人

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