平成17年度開催の理工学セミナー

● 第110回

日 時 2005年10月21日(金)
15:00〜16:30 Talk
16:30〜16:45 Discussions
場 所 いわき明星大学 地域交流館3階プレゼンテーション室
講演内容 カーボンナノチューブ研究の現状と将来

春山 純志 氏   青山学院大学大学院理工学専攻 機能物質創成コース 助教授

 自然界に存在する炭素系ナノ分子材料「カーボンナノチューブ(CNTS)」は、 1991年の飯島による発見以来、その特異な電子状態・量子物性とナノ電子素子への応用、 などの観点から熱い注目を浴びて来ました。本セミナーでは、CNTSにおいて最近我々が世界に 先駆けて発見した新たな物性現象のうち、1:完全終端した多層CNTSにおいて発見したTC=12K (従来の報告より50倍以上高い)の超伝導転移、2:カーボンナノピーポット (新世代CNTと呼ばれる、フラーレンを内包した単層CNT)で形成した量子ドットにおける特異な原子的振る舞いと その電子軌道に相関を持つ朝永・ラッティンジャー液体の存在、について講演し、 ナノ電子素子応用への展望を述べていただきます。
問い合せ いわき明星大学科学技術学部事務室
(0246)29-7148
電子情報学科 教授 井上知泰
tomo@iwakimu.ac.jp
第110回理工学セミナー
(参加者15名) はじめにナノメートルという単位に関する簡単な説明と、ナノテクノロジーによる身近な製品(化粧品など)、カーボンナノチューブ(CNTs)に関する主な研究テーマについて説明がありました。
引き続き専門的な話、1:完全終端した多層CNTsにおいて発見したTc=12Kの超伝導転移、2:カーボンナノピーポット(CNTの内部にフラーレンが連鎖状に連なったもの、サヤエンドウの意)で形成した量子ドットにおける特異な原子的振る舞いとその電子軌道に相関を持つ朝永・ラッティンジャー液体の存在、について講演して頂き、さらにナノ電子素子応用への展望を述べて頂きました。

● 第109回

日 時 2005年7月15日(金)
14:15〜15:20 Talk
15:20〜15:40 Discussions
場 所 いわき明星大学 教員談話室
講演内容 薬というものの性質と画期的新薬開発の歴史

松田啓一 氏  株式会社 サイエンスインフォメーション 研究情報部 部長

 略歴:東京大学薬学部卒業(1966)、東京大学薬学系研究化修士課程修了(1968)、三共株式会社 中央研究所(1968)、生物研究所、米国国立衛生研究所Mental Health(NIMM)客員研究員(1982〜84)、三共株式会社 活性物質研究所 主任研究員、神経科学研究所 室長を歴任、その他、サイトシグナル研究所 主任研究員、DHA研究組合 主任研究員を兼任、2003年から株式会社 サイエンスインフォメーション研究情報部 部長、現在に至る。
 消炎剤、鎮痛剤として有名なロキソニンの開発に寄与しました。医薬開発研究の経験と生化学、薬理学、生理学、細胞化学、神経科学と薬剤の総合的な視点から薬というものの性質と画期的新薬の開発の歴史について講演していただきました。
問い合せ いわき明星大学科学技術学部事務室
(0246)29-7148
生命環境学科 教授 勝又 春次
katsu@iwakimu.ac.jp
第109回理工学セミナー
(参加者25名) 学部長より挨拶(写真:上段右)、勝又教授より講師紹介(写真:上段中央) が行われ、引き続き講師の 松田先生より(写真:下段左・中央)薬学の歴史、および新薬開発の体験談を取り入れた分かりやすい講演をしていただきました。また最後に質疑が行われ、丁寧にご回答をいただきました。(写真:下段右)


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