能地ゼミ 卒論発表会 レポ

▶ in 学生特派員 posted 2012.02.28 Tuesday / 11:52

 
こんにちは。アドです。

能地ゼミチラシ1能地ゼミチラシ2

先日、表現文化学科 能地ゼミの学生から「卒論発表会」のお知らせをいただきました(大正モダン香る素敵なデザイン!)

以前、このブログにも登場してもらった、元広報委員会委員長の村上君も所属している能地ゼミの発表会。是非是非聞きたいなー♪なんて思っていたのですが、あいにく当日は出張で大学におらず。

ってわけで、そんな事情もありまして、
当日のレポートをゼミ生3年の黒沢君と只野さんにお願いしといたのでした☆

以下、レポートです▼



はじめまして、表現文化学科3年の黒澤&只野です(^^)/

2月9日に私たちが所属する能地ゼミで卒論発表会が行われました★

卒論発表会1

発表会の様子。

能地ゼミでは日本の近代文学を研究しています。

今年は4名の先輩方が発表されました。先輩方の卒業論文の文量は原稿用紙百枚分!ダイナミック!

それでは、発表の様子を紹介します。

卒論テーマは小川未明、岡本綺堂、内田百閒、稲垣足穂。うーん、シブい。

卒論発表会5卒論発表会6

小川未明は「赤い蝋燭と人魚」で有名な童話作家です。
これまで未明の作品は暗いって言われてきたんですが、先輩はそれとはまた違う観点から未明童話を考察しました。
今井望 「閉鎖的な世界から解放される世界へ-小川未明の大正期童話の考察-」


岡本綺堂の『番町皿屋敷』は大正5年に公演された後も、何度も引き続き再演された悲劇的恋愛物。先輩はその悲劇的恋愛の要素を明らかにしました!
佐藤大輔 「作中に潜む<悲劇的恋愛>-岡本綺堂「番町皿屋敷」より-」


続いて、内田百閒の『冥途』です。百閒は精神分裂病の気質の持ち主だと言われていたそうですが、先輩は、百閒自身が精神分裂病気質の人間なのではなく、『冥途』が大正時代に流行した変態心理学を参照している可能性を指摘しました!
廣邊香穂里「大正期変態心理学と文学の接点-内田百閒「冥途」論-」



最後は、稲垣足穂の『一千一秒物語』!
この作品は六八編から成る短編小説で発表後も繰り返し改訂されたそうです。
先輩は『一千一秒物語』の初版と改訂版を比較し、その関係の意味を明らかにしました!
村上智彦「補完される自我、更新される物語-稲垣足穂「一千一秒物語」論-」


そんなわけで、とても充実の卒論発表会でした。


最後に無事に発表終えた先輩方から卒論のアドバイス!

卒論発表会4

無事発表を終えた先輩方ww

こんなことをしていると説得力に欠けますが(笑)良いアドバイスをいただきましたよ!


作家のみを深く研究するのではなく(もちろんそれも大前提として大切ですが)、作品の時代背景など、あまり作品に直接関係のないことも調べると意外なところで繋がっていて、それを理解していると研究に広がりと深みが増すそうです。

また、考えても分からないときはみんなに相談するべきとも。

ですね!


ちなみに。

発表会後の打ち上げについてはこちらで。→ 表現文化学科ブログ(能地ゼミ、おつかれさまでした) ここのポテト料理は絶品です♪

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