活動報告

エネルギー施設見学会を実施しました

大学の位置する福島県には、火力、水力や原子力発電はもちろんのこと、風力、地熱などのさまざまなエネルギー施設があります。また、循環型社会に向けたエコ活動も盛んで、積極的に取り組んでいる企業も数多くあります。環境エネルギー教育者として基盤となる情報・知識を習得するため、郡山布引高原風力発電所と須賀川市にある(株)ひまわりの見学を6月21日に実施しました。

郡山布引高原風力発電所は、風車33基を有し、合計出力は国内最大の65,980kWとなる巨大風力プラントです。視界を遮るもののない広大な風景にそびえ立つ、あまりにも大きな風車に参加学生は驚きを隠せない様子でした。現地ではJ-POWER 環境エネルギー事業部 風力事業室長の三保谷様による説明をいただきました。巨大風車を見て「すごいね、大きいね」で終わってしまうのではなく、どのように建設されたのかといった裏話や、風車の材質や性能などの解説、さまざまな疑問に対する回答をいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

布引高原での見学を終えたあと、須賀川市に移動しました。目的地の株式会社ひまわりは、下水道メンテナンスをはじめとしたさまざまな事業展開をしていますが、環境省の「エコアクション21」に認証登録されるなど、エコ活動に尽力している企業です。廃植物油を精製してBDF(バイオディーゼル燃料)を生産し、自社の車に利用しています。事業統括グループマネージャーの岩崎様から、同社のさまざまなエコ活動の実例を紹介していただき、BDFのプラントも見学させていただきました。実際に廃天ぷら油から作られたBDFを入れた車のエンジンがかかると、学生たちの興味が一層高まったようでした。

見学後、参加学生はワークシートを作成し、環境エネルギー教育者として指導するシミュレーションを行っていきます。今回の見学のために東京から来ていただいた三保谷様、休日にも関わらずご出社していただいた岩崎様、どうもありがとうございました。

thm20080621-1.jpg

見上げるような巨大風車が立ち並ぶ郡山布引高原風力発電所

thm20080621-2.jpg

現地で説明していただいた三保谷様。横になっているのは巨大なブレード(風車の羽)

thm20080621-3.jpg

自然豊かな布引高原。ちょうどモリアオガエルの産卵を見ることができました

thm20080621-4.jpg

株式会社ひまわりのBDFプラント。説明していただいた岩崎様に感謝です

thm20080621-5.jpg

廃食用油を入れた車のエンジンがかかると思わず歓声が起こりました