活動報告

環境エネルギー教育実習「内郷第三中学校」

いわき市立内郷第三中学校の1,2年生42名を対象に、「環境エネルギー教育実習」を行いました。森林環境学習をテーマにした今回の教育実習は、本学学生が班ごとに分かれた中学生を大学キャンパスに隣接する県立いわき公園まで引率し、公園の自然を題材に森林のしくみや植物のようすなどを説明しながらともに散策するという内容で行いました。全体で岩田准教授による「森林の大切さ」についての講義を受けた後は、E3リーダー資格取得を目指す7名の学生主導でプログラムが進められました。

県立いわき公園は、自然環境を最大限に生かした公園で、総面積は約71.3ヘクタール(東京ドーム15.2個分)にも及びます。事前にいわき公園を題材に学生が指導用ワークシートを作成し、プログラム案作成にあたって、広大な公園内のどのエリアを森林学習の題材に使用すれば良いか、ルート取りから学生たちは綿密に考えていました。

始めは緊張気味であった学生たちも徐々に緊張がほぐれ、楽しそうに中学生を指導していました。また、学生たちは中学生に説明することを通じて、教える楽しさや知識を深めることの大切さを学んでいました。今回の活動は、「環境エネルギー教育実習」として評価されます。

2回実施の次回は10月9日、いわき市フラワーセンター内の新エネルギー施設を題材に行います。

 

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実際に「見て」「聞いて」「触れる」など森林環境を体験し森林のしくみを学習しました

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ワークシートをまとめている中学生を見守りつつ、質問に回答していました

古殿町の環境資源を活用した環境プログラム作り

いわき市と隣接する石川郡古殿町の全面協力をいただき、5月23日に自然体験プログラムを実施しました。この授業は、古殿町の環境資源を活用して、自然に対する豊かな感性を育み、自然のしくみや働き、人間と生活のつながりについて学び、環境プログラムを模索すると同時に、体験学習を基に、学生の若い感性に基づく林業を中心とした古殿町活性化ビジョンを作成し、町に提案する目的で行われています。生命環境学科を中心とした39名の学生が参加しました。

古殿町についての概要説明を受けたあと、森林へ移動して自然観察会が行われました。いわき市と隣接している町ですが、標高300メートルを超えるため、大学周辺とは植生の違いが見られ、山野草として知られている植物の数々が多数自生しているのが確認されました。6~8人ほどの班に分かれて行動しましたが、班ごとに「いろいろなものに触ってみる」「食べられる植物を探す」など、テーマが設けられ、自らが体験することで森林における学習プログラム作りのアイディアを蓄積していきました。

後半は杉の木の間伐体験です。安全確認の方法から木を切り倒す手順まで、地元林業関係者の皆さんから指導をいただきながら間伐を行いました。大きな音を上げながら倒れる木に、最初は恐る恐る挑んでいた学生たちも、貴重な体験に目を輝かせていました。

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古殿町の豊かな自然の中で体験学習が行われました

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地元林業関係者監修のもと、貴重な森林間伐体験をすることができました

いわき明星大学エネルギー教育研究会