作業療法学科[4年制]定員40名

■授与する学位 学士(作業療法学)
■取得可能な資格 作業療法士国家試験受験資格

理学療法学科[4年制]定員60名

■授与する学位 学士(理学療法学)
■取得可能な資格 理学療法士国家試験受験資格

健康・医療をシームレス(連続的)に科学する人材を。

これからの時代、健康の維持・増進から病気の予防・治療、予後までを連続的に捉えて多職種が連携し、
対象者の多様性に対応しながら「QOL(生活の質)」を高めることが求められます。
本学では、健康・医療課題を解決するための「科学的思考」を身につけるとともに、
作業療法士(OT)・理学療法士(PT)にふさわしいヒューマニズムや倫理観の修得をめざします。

自ら課題発見・解決できる人材を。

健康・医療に関わる専門家として、その進展に対応するために免許取得後も学び続け、
自ら課題を発見し、解決できる人材の育成をめざします。
本学では、臨床経験・国際経験豊かな教員陣の下、
特徴的なカリキュラムによって次世代の医療技術人を養成します。

福島県内に、より質の高い医療技術者を。

学部設立の背景には、福島県に医療・保健・介護・福祉人材が不足し、量的充足と質の向上が求められていたことがあります。
本学部は、福島県初の、4年制大学におけるOT・PT養成課程です。
地域と密接に連携し、地域における「健康寿命の延伸」と「地域包括ケアシステムの構築」に
貢献する高度な地域医療人の育成に取り組みます。



※医療・介護現場の変化に応えるため、近年はOT・PT養成の教育水準が高度化しています。海外には修士(大学院卒)以上に
OT・PT資格が与えられる国も多く、日本でもOT・PTを養成する大学が増加しています。福島県でもそのニーズが高まっていました。

アドミッションポリシー

作業療法学科

作業療法士(OT)とは?

作業療法では、日常生活(起床、着替え、トイレ、洗面、整容、食事、家事)や仕事・遊びなどの活動・作業を、治療や援助の手段とします。OTの立脚点は〈生活支援科学〉です。ひとが生まれてから年老いるまでの間に「からだ」と「こころ」に起こる困難を克服することを目指して、自助具の作成・指導を行い、手芸・音楽・陶芸・絵画などの作業を用いた介入を行います。住み慣れた地域での「その人らしく自立した生活」を、作業を通じて作り出していく仕事です。

OTの活躍フィールド

OTのフィールドは、リハビリテーションや介護分野はもとより、精神
医療や、障がいを抱えた子どもの発達支援にも広がっています。

医療
病院・クリニック等での基本動作・
自立支援等
高齢者福祉
障がい者福祉施設や
児童福祉施設での自立支援等
地域医療
訪問リハビリテーション等
子ども
通園施設・療育センターでの発達支援等
教育
特別支援学校等
スポーツ
障がい
医療機関・施設でのこころのケア・
家族支援等

4年間のカリキュラム

アドミッションポリシー

理学療法学科

理学療法士(PT)とは?

理学療法は、病気・けが・高齢・障がいによって運動機能が低下した人々に、運動機能の維持・改善を目的として、運動療法や物理療法を行い痛みの軽減や循環改善などを図ります。PTは〈動作の専門家〉として、身体の機能を測定し、治療に関与します。起き上がりや歩行などの基本動作の改善や、福祉用具(車いす、義肢・装具など)の選定・装着練習を行い、住宅改修や環境調整、在宅ケア、生活習慣病の予防やコントロール、障がい予防にも取り組みます。

PTの活躍フィールド

PTは、医療・介護の他、スポーツ分野でも活躍。障がい者スポーツの
クラシファー(クラス分け認定者)になれるのは、医師かPTだけです。

医療
病院・クリニック等での基本動作・
自立支援等
スポーツ
障がい
医療機関・スポーツ現場での
治療活動等
高齢者福祉
福祉施設での自立支援等
地域医療
訪問リハビリテーション等
子ども
通園施設・療育センターでの
発達支援等
教育
教育現場での障がい自立支援活動等

4年間のカリキュラム

アドミッションポリシー

全学共通教育科目

1~4年次に、全学共通の一般教養科目や外国語教育科目などを学修。医療技術者にふさわしい幅広い人間的視野と豊かな教養を身につけます。

臨床実習

早期にチーム医療を臨床現場で見学し、医療人としての基本態度や倫理観を修得します。「地域包括ケアシステム実習」では、現役OT・PTの実際に触れ、地域課題解決への理解を深めます。

卒業研究

主体的に学び、自発的に能力開発する力を体得するため、3・4年次で「卒業研究」を行ないます。その準備段階として「健康医療科学研究方法論」を受講し、科学的な根拠に基づき治療効果を実証する研究の方法論を学修します。

他学部と連携した学び

薬学部・看護学部と連携した環境で、多職種への理解を深め、視野を広げて、チーム医療実践の基礎を学びます。

大学院と連携した学び

教員または大学院における研究に触れることで、科学的視点を学び、より高度な専門性を身につけます。

地域と連携した学び

臨床実習はもとより、地域に開かれた学修環境で現役OT・PTと交流し、臨床への理解を深めます。

MESSAGE 〜学部長から〜

有意義な4年間の学びを通して、生涯のキャリア獲得をめざしてください。

健康医療科学部 学部長 Goh Ah Chengゴウ アーチェン 教授

日本の高齢化にともない、作業療法士・理学療法士の活躍が期待される領域は拡大してきています。従来行われてきたリハビリテーションに加え、高齢者の健康増進、脳血管障害や転倒による骨折の予防など健康寿命の延伸を図る取組みも重要となっています。本学では、臨床分野や教育・研究分野、海外など様々な領域で幅広い経験を積んだ教員が皆さんの教育・指導にあたります。学生のみなさんが国家試験に合格し、それぞれが選択した領域で活躍できるよう、特色のあるカリキュラムと指導体制を作り上げました。卒業後は、本学部で学んだ専門知識と技術・探究心を土台に、継続的に学びながら社会人としてスキルを磨き、信頼される療法士になることを期待しています。そのことが、生涯のキャリア獲得につながると考えています。私たち教員一同は、その第一歩である4年間の学生生活を喜んで支援します。

■ シンガポール出身。ニュージーランドで理学療法士資格取得。シドニー大学修士課程、カーティン工科大学博士課程修了。信州大学医療技術短期大学部 理学療法学科、信州大学医学部 保健学科で教鞭をとり、2018年4月より本学に着任。

MESSAGE 〜現場から〜

なるべく多くの人と接して、人間力に磨きをかけてほしい。

医療法人社団 葵会 柏たなか病院
リハビリテーション科科長 理学療法士

濱田 尚行

人の感じ方は人それぞれです。同じ症状でも患者さんに対し同じ施術を提供したとしても、その反応は大きく異なります。マニュアル通りにことを進めようとしても決して思うような結果は出せません。大切なのは患者さん自身が自ら治したいという気持ちを引き出すこと。そして治療効果を最大限に高めるために、施術でつかんだ手応えを病棟にフィードバックし多職種間で共有することです。結果が出せる療法士は技術や知識に加えて、優れた人間力を兼ね備えているものです。ですから学生時代はできるだけ外に出て多くの人たちと接してほしいですね。その経験が療法士としての引き出しを増やし、人間力に磨きをかけることにつながるのだと思います。