いわき明星大学

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学長メッセージ
学長近影

グローカルな人材の養成をめざして。

いわき明星大学 学長
医学博士 山崎洋次

 いわき明星大学は1987年いわき市からの誘致をうけて学校法人「明星学苑」が開学し、明星学苑の校訓である「健康・真面目・努力」に基づいて、地域に貢献する大学として教育研究を行うことを使命・目標としてきました。本学は人文社会科学系、理工学系、生命科学系、保健・医療系の教員が揃い、この点を活用した多様性に富んだ肌理の細かい教育によって、地域に貢献できる人材の養成を行っています。

 2017年4月から、看護学部が設置され、教養学部、薬学部、看護学部の3学部体制の大学になりました。教養学部は、人文学部を改組転換し、地域の求める要望や需要にさらに適合した学部組織・教育課程と成るべく2015 年に開設された学部です。また2007年に発足した薬学部は今春5 回目の卒業生を送り出しました。薬剤師国家試験合格率は全国的にみても高い水準にあり、初年次からの一貫した本学独自の薬学教育の成果が表れています。新設された看護学部は、地域に貢献できる看護師・保健師の養成を目的とし、自律的実践力を養います。また2015年9 月には、法人機能の即応性、即時性を高めるために新学校法人「いわき明星大学」の設置する大学へ移行いたしました。今後とも「明星学苑」との提携は保たれますが、文字通りいわき市に根ざした大学として地域の高等教育・研究機関として人材養成に努力してまいります。

 グローカリゼーションと言う言葉があります。この言葉はグローバリゼーション(世界普遍化)と地域の特色や特性を考慮するローカリゼーション(地域限定化)の二つの単語を組み合わせたものです。本学では、地域の要請に応え得る人材として、グローバルな視点や考え方を身につけて、それを地域に活用、還元できる「グローカルな人材」の養成をめざしています。「グローカルな人材」の養成こそが教養学部設置の精神であり、教育方針です。学科名称もその教育内容にふさわしい地域教養学科となっています。薬学部も同じく、地域に貢献できるくすりの専門家を引き続いて育てていきます。看護学部は、いわき市を中心とする地域の医療・保健機関と協力して高度な看護力を備えた実践力のある看護師・保健師の養成を目標とし、本学独自のカリキュラムに基づいて教育を行います。そして既設の薬学部と協同して地域における医療人養成の一翼を担ってまいります。これ等の人材養成、本学では地域基盤型職業人と呼んでいますが、地域基盤型職業人養成の目的を達成するため、教職員は本学入学をめざす皆さんの強力なサポーターであるとともに良きパートナーとして力を尽くしたいと思っています。

 教育とは学生や生徒が好ましい変化をうけることができる邂逅(めぐりあい)でなければなりません。好ましい変化とは、個々によっても異なり一口で表すことは難しいものですが、少なくとも、入学される皆さんが、いわき明星大学で学んだことによってそれぞれの夢や希望がかなえられ、社会人として自立できるものと信じています。