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WSR2005 1日目
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WSR2005 2日目
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WSR2005 3日目
 


2005年7月30日、秋田県大潟村がまた燃える。
“太陽が栄養”のソーラーカーたちにとって
ちょっと寂しげな曇天が早朝より広がる中、
今年はいったいどんなドラマを見せてくれるのか

 

スタート前には燃料電池自動車の実用車がデモ走行を
行っていました。見た目はふつうの車ですが、ほぼ無音




スタート時間が近づき、我らがライジングスター4号機もグリッドに登場。漆黒のボディは軽量化のためカーボン素材を使用したため。
試行錯誤の中、ギリギリまで制作していたので十分なテストができていないという不安要素がありますが、どんな走りを見せてくれるでしょうか




フラッグが振られていよいよスタート!
後続がついてきませんが、最初は様子を見ながらゆっくり走行しているチームが多かったようです。ゴールおよびピット付近は30キロの速度制限ってのもあるんですけど




と、いきなりピットインしてるじゃないですか!原因を聞くと、「通電していない」とのこと。ソーラーパネルで発電したはずの電力がバッテリーに届いていないのです。
致命的なトラブルにつき、早急になんとかしなくては




ソーラーパネルを1枚づつテスターで測定して原因箇所を調べています。地味な作業が実を結び、複数箇所に問題があることが判明、修理に取りかかります。
そうしている間に、皮肉にも天気は好転。待ちに待った日差しがあれども、修理しないことには意味がないもどかしさ




1時間ほどロスが出ましたが、無事に修理完了し、颯爽とスタート。
無事に帰って来いよと願うスタッフの祈りを背に受けてコースを疾走していきます。

ところが姿が見えなくなったあたりで今度は足回りのトラブルが発生。コース上で修理すべくスタッフが急行しました


ステアリング部分のパーツが曲がってしまい、ハンドルのぶれが止まらないという緊急事態に陥っていましたが、急行したスタッフの処置で事なきを得ました。無事に25キロのコースを1周してピットに戻ってきました。しかしまたしてもかなりのロスタイムとなってしまいました




他チームに水をあけられた分を取り返そうとレースに復帰してしばらくすると、突然の大粒の雨。先ほど応急処置をした電装系への影響が心配されます。
さらに、 辺りは暗くなり、光量不足によるエネルギー危機の懸念も。まったく不運が続きます






周回を経て無事にピットイン。心配されていた電装系への影響は少なかったようですが、雨は強くなったり弱くなったり、荒れ模様の天候が続きます。
防水加工強化している間にレース初日も終盤にさしかかり、もう1周トライするかどうかの判断に迫られました。午後5時までに戻れなければノーカウント。バッテリーを温存し、明日にかけるか、果敢に攻めるか




ゴールまでの制限時間は残り2時間を切っていましたが、誰が言うでもなくマシンはコースに飛び立って行きました。




しばらくして雨が止んだのが幸いしたのか、ゆっくりながら無事に時間内に帰還することができました。スタッフの顔にも笑顔が戻ります。

「明日からが本番だ」と、気持ちを新たに、走行中に見つかった問題点の改良に取りかかります。明日の挽回に期待です
 

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(c)IMU