ウェーバーの言葉

      1. 行為の自由
        1. 「わたしたちはまさしく次のような行為において最高度の経験的な「自由感情」をもちます。つまり、第一に合理的にすなわち物理的精神的な「強制」やコントロールできない「激情」がなく、判断の明解さが「偶然」にくもらされることなく、明確に自覚した一つの「目的」を、私たちの知識にしたがって、すなわち経験規則性に従って、最も適合的な「手段」によって追究する行為においてです」(Wissenschaftlehre, s226)
      2. 自由と人格
        1. 「行為が「より自由」であればあるほど、すなわちそれが「自然的生起」という性格がより少なくなるにつれて、ますますそれとともに最後には、次のような「人格」概念、すなわち特定の究極の価値と人生の意義に対する恒常的内面的関係のうちにその「本質」が見出されるような「人格」概念が多く力をもってきます」(Wissenschaftlehre, s 132)
      3. 理念と利害
        1. 「人の行為を直接支配するものは(物資的ならびに観念的)利害であり、理念ではありません。しかし「理念」によって作り出された「世界像」はきわめてしばしば切り替え手として軌道を決定しました。そしてその軌道の上で人間の行為が利害のダイナミックス(動力学)によって展開されてきたのです」。(宗教社会学論選 58ページ)