世界宗教の社会学入門 第2回 (2002/10/3) 

世界宗教のアウトライン


テキスト:橋爪大三郎「世界がわかる宗教社会学入門」p. 12、村上重良「世界の宗教」、ウェーバー「宗教社会学論選」序論

五大世界宗教

 

キリスト教

イスラム教

仏教

儒教

ヒンズー教

地域

ヨーロッパ
アメリカ

中東、アフリカ、南アジア

東アジア
東南アジア

中国

インド

人口

10億人

6億人

3億人

2億人

5億人

創始者

イエス

ムハンマド

ブッダ

孔子

なし

発生年代

1世紀

7世紀

前5世紀

前5世紀

前10世紀

神格

ヤーウェ

アラー

祖霊

シバとビシュヌ

聖典

聖書

コーラン

仏典*

五経*

リグ・ベーダ

祭司・導師

神父・牧師

ウマラー

坊主(僧)

士大夫

バラモン

教え

罪と愛

唯一神崇拝

無と悟り

孝と礼

輪廻と因果応報

救いの約束

神の国への復活
罪なき人格の完成

現世的快楽天国

極楽浄土
瞑想の至福感

現世の幸福

上位カーストへの再生

初期社会層

手工業者

戦士

知識人

官僚

呪術師


「仏典」とは阿含経、般若経、阿弥陀経、法華経など、「五経」とは詩経、書経、易経、礼記、春秋

その他の重要な宗教

ユダヤ教(イスラエル、1500万人、モーセと預言者、前5世紀、ヤーウェ、旧約聖書とタルムード、ラビ、律法順守、商人)
ゾロアスター教(イラン、30万人、ゾロアスター、前6世紀、アフラ・マズダ、アベスタ、善と悪の戦い、善の勝利、貴族)
道教(中国、400万人、老子、前5世紀、仙人、「老子」、無為、現世利益、呪術師)

世界宗教を見る社会学の視点
カリスマ(非日常的力)
エートス(倫理的生活態度)
宗教の発展方向(礼拝→倫理→救い)
預言者(新しい啓示の告知者)...*啓示とは世界と人生の意味に対する教え
救いの約束(どこからどこへ救われるのか)
担い手(初期社会層)
宗教の団体化(カリスマの日常化)
宗教と支配(政治権力との関係)